2017年度 委員会事業計画

各委員会の事業計画をご説明いたします。
2017年度佐渡青年会議所組織図については下記をご覧ください。

会員拡大交流委員会

専務理事 渡辺 一真 / 会員拡大交流委員長 本間 裕子

佐渡青年会議所は、創立以来明るい豊かな社会を築く為に、多くの仲間と共に様々な活動をしてきました。しかし近年は会員数が減少し、少人数での活動を余儀なくされています。もちろん活動において数が全てではありませんが、多くの若者が起こす波が地域を動かし、佐渡を発展に導くことは間違いないと考えます。従って佐渡青年会議所に多くの仲間をえることが必要不可欠です。そこで当委員会が主軸となり全体を取りまとめ、会員拡大率50%以上を目標に一致団結して会員の増強を図ります。
ここで如何に魅力ある佐渡青年会議所を伝えるか、その答えは己にあると考えます。まず会員一人ひとりが佐渡青年会議所の顔であるという自覚を持ち、己を律し成長していく必要があります。個が成長することで団体も成長し、同じ志を持つ同世代の仲間が多く集う組織へと発展することを目指します。
当委員会で会員交流の場として企画運営を実施する新年会や家族会では、会員の参加を積極的に促します。そして時に来賓に対して気品を感じる対応、時にOB・OGからのアドバイスに素直に耳を傾ける謙虚な姿勢、時に家族や会社関係者に対して青年会議所の活動への理解と苦労にありがとうを述べる感謝の心、常に会員同士が互いを称えるいたわりの気持ちを、当たり前に行動で示していくことで個の魅力は増していくものと確信しています。また卒業生を送るセレモニーは粛々と行いたいと考えています。常に青年経済団体として襟を正し初心に立ち返ることを心掛け、佐渡青年会議所を輝く存在にしていきます。会員拡大そして交流を通じ絆を深める活動によって、夢と希望が満ち溢れる佐渡ヶ島を実現いたします。

事業計画

  1. 1会員拡大及び取りまとめ
  2. 2会員交流事業設営(新年会、家族会、卒業セレモニーの 企画設営)

総務広報委員会

専務理事 渡辺 一真 / 総務広報委員長 金子 佳史

過疎高齢化が著しく進む佐渡において、未来を担う若者層が協力し合う事はとても重要です。佐渡青年会議所はこれまで佐渡の未来へつながる数多くの活動を行ってきました。しかしせっかくの良い取り組みも、佐渡の人たちに共感されなければ長く続けることはできません。我々の考えや様々な活動を広く伝えていく必要があります
ご存知の通り人々が情報やニュースを取得するメディアは今やインターネットが主流になり、特に若者層ではほとんどがインターネットから情報を得ています。佐渡も例外ではありません。そして新聞や雑誌など既存のメディアと違いインターネットは自ら発信でき、受け手と交流できる強みを持っています。情報や意見のキャッチボールを行うことで相互理解が可能となります。そうした一方通行ではなく活きた広報の可能性・重要性をきちんと見極め実践します。
現在佐渡青年会議所にはホームページとフェイスブックがあります。こちらをさらに活用することで、自分たちの活動や思いを広く発信していきます。例えばこれまでの活動内容を年度別もしくはジャンル別にまとめ、ホームページで公開します。活動実績をデータベース化することで、活動の振り返りと次のステップを考える機会になり、活動に興味を持った他の団体や企業と連携するチャンスを作り出すことが出来ます。またSNS等で積極的に発信し受け手との交流を深めることで、気軽に相談や提案ができる場を作り、仲間や新規の会員獲得につなげます。
活きた広報や情報発信の重要性を知ってもらうために、会員にむけて勉強会や意見交換の会合を開催していきます。
会員募集は今までに活用していないCM動画を制作し広報ツールとして利用します。佐渡テレビやYouTubeなどでオンエア、配信することで、佐渡青年会議所を広くアピールします。
もちろん基本柱である総務業務にも力を入れていきます。会議や行事の円滑な運営、連絡体制の効率化、資料や議事録の管理 共有など、多忙な中会議所の活動に参加する会員の負担を少しでも軽くするために、様々な工夫を凝らし職務を遂行します。
総務広報委員会として積極的な情報発信と総務事業の効率化を推し進めていくことで、会議所が行う全ての事業に協働し、夢と希望が満ち溢れる佐渡ヶ島を創造します。

事業計画

  1. 1会議の運営(総会、理事会、データベース化・慶弔報奨)
  2. 2基本資料の作成
  3. 3広報(広報誌「JCスタイル」の発刊・ホームページの 活用・CM作成)
  4. 4担当例会(CM制作)
  5. 5会員拡大

地域システム再興委員会

担当副理事長 佐藤 浩司 / 地域システム再興委員長 川上 一貴

近年、地域教育の重要性が世間で大きく取り上げられています。家庭と学校だけでなく多様な考えを持った異なる世代の人々と交流することが、子どもが自立心や社会性を学んでいくために必要な手段であると言われています。
佐渡ヶ島でも各地で行事を通した地域教育が行われています。島に住む人の多くが、子どもの頃から伝統芸能や地域行事を通じて多様な世代と関わっています。家族でも学校の先生でもない大人たちと交流する中で私たちは地域への愛着を深めていき、共同体の一員としての自覚を育んできました。それが私たちの人格形成に与えた影響は大きく、成長して島を離れてもまた戻ってきたいと思うきっかけの一つになっています。
一方で、佐渡ヶ島において子どもの教育が問題になっています。周りの顔色ばかりを気にして自分がやりたいことも分からない子どもが増えているように思います。自分で考えて行動する「生きる力」が今の子供たちに身についているでしょうか。かつて島で生きる子どもたちは、自然と共に本気で遊ぶ中で多くのことを学び、心から感動して生きていたのではないでしょうか。
私たちは昔のような「生きる力」を育む教育を再び取り戻すべく、大学生と協働して地域の教育システムを再興します。
また、大学生に事業への協力を働きかけ、子ども達だけでなく若者自身が佐渡ヶ島へ愛着を持つきっかけを与えます。将来その若者たちがこの島の未来を担い、青年会議所の会員として活躍できるような夢と希望が満ち溢れる佐渡ヶ島を創造いたします。

事業計画

  1. 1地域システム再興事業
  2. 2会員拡大

地域の誇り醸成委員会

担当副理事長 有本 幸蔵 / 地域の誇り醸成委員長 須藤 誠

佐渡島の人口は1950 年の12万人をピークに減少し続け、2014年には遂に6万人を割り込みました。人口の流出が止まらない現状、若者が就職や進学を機に島外へ出たきり帰ってこない問題の根底には、愛島心の希薄化が少なからずあります。少子化、雇用の減少、娯楽施設の減少など、負のスパイラルが暗い影を落とし、本来佐渡が持つ魅力が見えづらくなっています。
今、佐渡青年会議所が果たすべき役割は、会員全員が佐渡への誇りを持ち、愛着を深め、佐渡の魅力を伝える伝道師になることではないかと感じています。佐渡は魅力に気付くことさえできればとても素晴らしい島です。
当委員会では会員はもとより、一人でも多くの人の意識向上のため、佐渡への誇りと愛着を醸成する事業を行います。故郷への意識が変われば行動が変わります。行動が変われば、未来が変わります。これを一人でも多くの人に実践していただくことこそ、この委員会の目標です。
佐渡を好きになるためにはまず『知ること』が大切です。佐渡には先人たちが築き上げてきた素晴らしい伝統文化・芸能、紡いできた歴史があります。連綿と受け継がれてきた想いを、歴史を学びなから知ることで、自然と自分たちの担うべき役割が見えてくると考えます。
次に『伝えること』が大切です。伝えることは知識の伝達だけでなく、自分に言い聞かせ、自分の中に誇りと愛着を育むことにもつながります。また、事業を通して得た知見を文書等、何らかの形に残し、このムーブメントを一時的なもので終わらせることなく、後世に伝えたいと考えています。
佐渡青年会議所も確実に、明るい未来の一端を担っています。先人に恥じぬよう、自覚を持ち、事業を遂行しながら会員の輪を広げ、夢と希望が満ち溢れる佐渡島を実現致します。

事業計画

  1. 1地域の誇りを育む事業
  2. 2地域の誇りを広げる事業
  3. 3会員拡大地域の誇りを広げる事業