2020年度 委員会事業計画

各委員会の事業計画をご説明いたします。
2020年度佐渡青年会議所組織図については下記をご覧ください。

会員開発委員会

担当副理事長 中川 恒太朗 / 会員開発委員長 計良 拓也

「今の佐渡は好きですか?今の自分は好きですか?」大好きです!と答えられる人はどのくらいいるでしょうか。残念ながら私自身JCに入る前は、佐渡も自分自身もあまり好きではありませんでした。好きになれない理由の1つとしては、離島ならではの閉鎖的な部分です。人目を気にして、なんとなく1日1日を過ごし、なんとなく歳を取っていく。本当はそのなんとなくが普通の幸せなのかもしれません。しかし、私はJCに入り、仲間と出会い、初めて佐渡のこと、未来のことを真剣に考えた時、今を変えたくなりました。そのためには地域、ひとびとがいきいきと、地元を愛し生活できる、そんな佐渡にしたいと思いました。私たちにしかできない活動は必ずあります。その活動は地域活性化のほんの小さな糸口なのかもしれません。その上、成果が現れるのはすぐではなく数年後かもしれません。だからこそ必ず持続可能なものにしなければなりません。
地域活性化事業や交流会の企画や運営などにはやはり多くの「人」が必要で、マンパワーに勝るものはありません。去年、惜しまれつつも素晴らしいメンバーが7名卒業しました。我々の活動を継続していくためには、卒業した7名以上のメンバーを迎えることが必要です。また、柔軟かつ多様な考えをもつメンバーを多く迎えることも望ましいです。今年の目標は、2020年度末の28名の約33%に当たる9名の新入会員の拡大を目指し運動していくことです。ですが、手当たり次第に会員拡大を行ったとしても人数集めでしかありません。この佐渡にも、まだ出会ってない志を同じくもつ仲間、想像もつかないアイデアをもつ仲間がいます。メンバー一人ひとりがチャンネルを広げ、会員拡大に努めるメンバーをサポートして参ります。
そして会員資質向上事業を取り入れ、個々のスキルアップを図り、メンバー一人ひとりが一丸となって佐渡の課題に向き合い結束することで、互いに成長していける組織作りを推進していきます。また、島内に限らず様々な事業にも積極的に参加し、志を同じくもつ仲間との交流を促します。さらに、先輩諸氏との交流を通じて佐渡JCの経験値を受け継ぐきっかけを作ります。
当委員会が最も重要視することは、ワクワクする楽しい事業にすることです。楽しい所に人は集まるはずです。そう私たちは信じています。未来が見えない、光がない、そんな時代だからこそ自らが光輝くことで周りを巻き込み、それが小さな糸口になれば何か変わることがあるかもしれません。私たちは持続可能な事業を展開していきます。佐渡の未来がもっと明るくなることを信じて。

事業計画

  1. 1新年会、卒業式
  2. 2会員の資質向上事業
  3. 3会員拡大、交流会

次世代地域継承委員会

担当副理事長 本間 じゅん / 次世代地域継承委員長 本間 金五

佐渡の山は2000メートル級の標高で育つ高山植物が1000メートル程度の場所で群生しており、離島としては珍しくスキー場もあります。佐渡の海は暖流の影響により日本海側のサンゴの北限で、スキューバダイビングを楽しむこともできます。スキー場があり、スキューバダイビングができる島は他にあるでしょうか。
このような自然豊かな佐渡で子供達が将来暮らしたいと思うかどうかは、今いる大人達の肩にかかっています。大人達がしかたなく佐渡で暮らしているのか、生き生きと暮らしているのか、子供達にどのような姿勢を見せているかによって、子供達の将来が変わってきます。子供達が大きくなって佐渡を離れることは個人的には良いことだと思いますし、佐渡ではできない色々なことを経験し、感じ、外から佐渡を見てやっぱり佐渡で生きていきたいと感じて帰ってきてくれれば幸いです。戻ってこられなくても島外で佐渡のためにできる活動をしてもらえればありがたいです。
そのようになるためには佐渡で生活している子供時代にどれだけ佐渡で楽しく、幸せで、豊かな経験ができたかにかかっています。そこで当委員会では親子で佐渡の豊かな自然を体験してもらい、子供はもちろん保護者も経験してもらうことで、継続的に自然の大切さを意識してもらえるような事業を行います。
また、持続可能な島にするにはやはり「人」が重要です。いくら豊かな自然があっても、人がいなければ無人島になってしまいます。人が生きていける島、生き続けていける環境を作り続けるために、当委員会ではSDGsの考え方を広めるような啓蒙事業を行います。佐渡JCのPRを含め、プロモーションを重視していきます。そして、これまで佐渡JCで実施してきた同様の事業の検証結果を参考により良い事業を実施し、検証を行い、次年度以降にも生かせるように進めていきます。 さらに、今年度は災害時相互協力協定書を再締結している社会福祉協議会と災害時の協力関係をより深めるために、災害時ボランティアセンターの運営サポートを行います。
最後に、次世代地域継承委員会は自然との触れ合いを含めて、親子で安心して、豊かに暮らし続けていける佐渡になるよう、その一助となるべく活動していきます。

事業計画

  1. 1親子の自然体験事業
  2. 2SDGsの意識向上事業